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岡山県岡山市在住
女子美術短期大学 卒業
バンタンデザイン研究所 卒業
小さな頃から縫い物は得意とし、布と糸はいつでもどこでも身の回りにありました。
ずっと洋裁は好きで大人になる時にはパターンナーの職を選びました。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震により福島原発が爆発し、その事がきっかけとなり海への汚染や環境の事、絶滅危惧種の生き物たちの事が気になり始め、まずは生き物たちを紙に描き始めました。
紙にイラストを描いても描いてもきりがない程の絶滅危惧種の多さに私自身が驚愕し、皆はこの事を知っているのだろうか?と思うようになったのです。
そうして身の回りにあった布と糸で絶滅危惧種の生き物たちを誰でも手に取って知ってもらえるようにとブローチなどを作り始めたのが作家活動の始まりです。
私が通っていた幼稚園の通園路に、オランウータン(チンパンジーだったのかは不明。)を飼っていたお米屋さんがありました。
今でもオランウータンがペットだったのかは謎ではありますが、確かにお外で繋がれていたのです。
その時の印象が非常に鮮明な記憶として残っています。
ふとこんな事も思い出し、幼少期に遊んでいたオランウータンがなんと絶滅危惧種である事に気付いたのは、少し前。
ホッキョクグマもアジアゾウも誰もが知っているであろう動物たちが、今、絶滅の危機に瀕している事実をどうにか覆すべく、日々、制作しています。
黒田よし子